【意外と使う】大葉を育ててみよう
今回は大葉の育て方について書いていきたいと思います。
豆腐やサラダ、そうめん等々の薬味として使われる大葉。スーパーで買ってもお安いですが、ちょっとだけ使いたい・・・という時に10枚も20枚も入っていると多いですよね。
大葉は畑じゃなくてもプランター栽培にも適しています。簡単に栽培できて好きな時に必要な分だけ収穫できるのでとても便利です。
大葉の収穫期間は7月~11月位の約5~6か月もあるので非常に使い勝手が良いと思います。
そんな大葉の育て方について早速書いていきたいと思います。
大葉の発芽適温と生育適温 15~25℃で、土壌の PHは6.0~7.0が適しています。
種蒔きの時期は3月~5月で収穫は7月~11月頃になります。
まず準備するものです
1 プランター
直径・深さともに30cm以上の大きなサイズのものが用意してください。
おススメの形としては長方形の形か、バケツのような丸形です。いずれにしても伸び伸びと育てるために余裕のあるプランターを用意してください。
2 土
プランター栽培の場合は野菜用の培養土を使用します。
大葉はあまり土質は選びませんが、できる限り肥沃(ひよく=土地が肥えること)な土が良いことと、湿り気が多いほうが良いのであまり土が乾かないようにしなければなりません。
畑で準備する際は、植え付けの二週間前には苦土石灰を蒔き、有機堆肥を混ぜて土壌を作ってください。根が張りやすいので土は深めに掘っておくと良いでしょう。
3 種まき
種まきをする際は、日当たりがいい場所で筋蒔きをし水やりをします。というのも大葉は好光性種子のため発芽する際に光が必要なので種を埋めすぎると発芽しません。それに加えて、種の皮も硬いため水分を吸収し辛いので土が乾くと発芽し辛いです。
なので、発芽を成功させるために種を一晩水につけてから種を蒔くと良いでしょう。
※作物の種には「好光性種子」「嫌光性種子」という種類があります。
字の如く、光があると発芽するタイプの種と光がないと発芽するタイプ種があります。
今回の大葉は光があると発芽するタイプのものです。
4 間引きと管理
プランターの場合も畑で育てる場合も発芽後は間引きを行い、最終的に株間20~30cm間隔にします。
大葉は土壌が乾かないように管理をしてください。乾かないようにマルチをするか藁を敷くことによって乾燥を防いでください。
収穫できるようになってからは1ヵ月ごと位に化学肥料を追肥していけば冬になるまで収穫が見込めるでしょう。
虫が湧きやすいので防虫ネットをかけるといいでしょう。
大葉はプランターでも簡単に育てられるので、管理を怠らなければ長い間収穫ができます。
大葉は虫が湧きやすく葉が食べられやすいですが、家庭菜園で作っているものなので気にせず食べましょう。
今回はここまで。